作者のことば「漢字、文人画、茶道、禅学……それらの淵源をさかのぼると、いつも唐代と日本の平安時代にたどり着き、そのたびに中日の文化交流の大切さを痛感します。私が美の世界を追究する人間であ「るだけに、いっそうその思いが強いのです」李燕中国の伝統絵画の流れを受け継ぐ美術界の重鎮として知られた李苦禅(1898~1984)を父として、1943年、北京に生まれた。幼時からその父について絵を学び、長じて中央美...
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作者のことば「漢字、文人画、茶道、禅学……それらの淵源をさかのぼると、いつも唐代と日本の平安時代にたどり着き、そのたびに中日の文化交流の大切さを痛感します。私が美の世界を追究する人間であ「るだけに、いっそうその思いが強いのです」李燕中国の伝統絵画の流れを受け継ぐ美術界の重鎮として知られた李苦禅(1898~1984)を父として、1943年、北京に生まれた。幼時からその父について絵を学び、長じて中央美...