「張体」の後継者中年書道家張書範

１９４３年生まれ中国書法家協会会員北京市書法家協会理事清代後期の書道家張裕釧の書は、日本でもかなりの影響力をもっている。当時、日本の著名な書道家宮島大八氏は中国に遊学して張裕釧を師と仰いだ。帰国後、宮島氏の弟子は五干人を超えたといわれる。日本で「張体」は漢字書道の一大流派となり、崇敬する人は多い。北京で活躍する張書範氏は、「張体」ですばちしい業績を上げている書道家である。張氏が「張体」を本格的に学...