広西チワン族自治区の猫児山にある自然保護区の原始林に大変ふしぎな木が生えている。マツ科の常緑喬木で、華南ツガという。猫児山には華南ツガが約1000本生えている。その樹冠は、仏像や導師の頭上にさしかける天蓋のような形をして、まことにりっぱだが、さらに珍しいのは、樹冠と樹冠が決してまじわらず、写真のようにきちんと間隔をあけていることで、その幅は大体40センチメートルある。なぜこのように行儀よく生えてい...
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広西チワン族自治区の猫児山にある自然保護区の原始林に大変ふしぎな木が生えている。マツ科の常緑喬木で、華南ツガという。猫児山には華南ツガが約1000本生えている。その樹冠は、仏像や導師の頭上にさしかける天蓋のような形をして、まことにりっぱだが、さらに珍しいのは、樹冠と樹冠が決してまじわらず、写真のようにきちんと間隔をあけていることで、その幅は大体40センチメートルある。なぜこのように行儀よく生えてい...