先日のことです。北京の本屋さんで『二十一世紀―漢字が威力を発揮する時代』というタイトルの本を目にしました。この本に収められた数編の論文は「コンピューターなどの近代科学の進歩は、漢字に活路をもたらす可能性を秘めている」ということから話をおこし、「単純に漢字は後れた文字で中国の前進の重荷になっているとかたづけてしまう論調は再検討すべきだ」と説き、「漢字にたいする公正な、客観的な再認識」を求めていました...
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先日のことです。北京の本屋さんで『二十一世紀―漢字が威力を発揮する時代』というタイトルの本を目にしました。この本に収められた数編の論文は「コンピューターなどの近代科学の進歩は、漢字に活路をもたらす可能性を秘めている」ということから話をおこし、「単純に漢字は後れた文字で中国の前進の重荷になっているとかたづけてしまう論調は再検討すべきだ」と説き、「漢字にたいする公正な、客観的な再認識」を求めていました...