中国西南部の雲南省には、珍しいものが沢山ありますが、建水県の燕子洞もそのひとつです。石灰岩の大洞穴に、毎年初夏になると数万羽のイワツバメが来て、卵をうみヒナを育て、秋になると幼鳥をつれて東南アジアのほうへ越冬に行きます。ふつうのツバメより頭が大きく、つばさが長く、足が短いので、平地を歩いたり、平地から飛び立つのは苦手ですが、絶壁をよじたり、そこから飛び立ったりは自由自在です。切り立った崖の岩の割れ...
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中国西南部の雲南省には、珍しいものが沢山ありますが、建水県の燕子洞もそのひとつです。石灰岩の大洞穴に、毎年初夏になると数万羽のイワツバメが来て、卵をうみヒナを育て、秋になると幼鳥をつれて東南アジアのほうへ越冬に行きます。ふつうのツバメより頭が大きく、つばさが長く、足が短いので、平地を歩いたり、平地から飛び立つのは苦手ですが、絶壁をよじたり、そこから飛び立ったりは自由自在です。切り立った崖の岩の割れ...