『呂氏春秋』(秦の呂不韋の撰)に見えるふたつの故事について、漢代の学者·賈誼(かぎ)が述べた言葉から。「おおやけのことを第一義にし、わたくしごとを顧みない。そうであれば、利益にも心ひかれず、抑圧されても屈しないようになろう」賈誼は、士大夫(したいふ)階級への処遇について論じ、この言葉を述べたのだが今日では広く、私心のために大義を曲げることのない崇高な精神の形容に用いられる。...
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『呂氏春秋』(秦の呂不韋の撰)に見えるふたつの故事について、漢代の学者·賈誼(かぎ)が述べた言葉から。「おおやけのことを第一義にし、わたくしごとを顧みない。そうであれば、利益にも心ひかれず、抑圧されても屈しないようになろう」賈誼は、士大夫(したいふ)階級への処遇について論じ、この言葉を述べたのだが今日では広く、私心のために大義を曲げることのない崇高な精神の形容に用いられる。...