呉振学　人と作品

「攀千仭峰行万里路,攻四体書訳五経文」これは書家呉振学氏の筆による対れんで、氏の書斎に掛かっている。「四体書」とは、楷·草·隷·篆の四つの書体のこと。「五経文」は、詩·書·礼·易·春秋五冊の中国古典の名著。数十年来、呉氏はこの対れんを見て自らを励まし、書と古文の練習と研究に力を注いできた。その成果には驚くべきものがある。呉氏は現在、遼寧省図書館で古籍の目録作成の仕事に携わっている。中国書法家協会会...