牛博士の研究みのる　試験管ベビー一挙に四頭

広西農学院家畜繁殖研究室主任、盧克煥教授が指導する「牛の体外受精技術の研究」は、最近めざましい成果をあげた。一九八八年、体外受精卵から双子の「試験管小牛」を誕生させることに成功、ついで一九九〇年、四頭の「試験管小牛」を誕生させたのだ。技術者たちはその内メスの二頭に「桂蘭」「西花」と名をつけた。桂は広西の簡称だし、西は広西の西だ。桂蘭は肉牛乳牛の兼用種、西花は黒白まだらの乳牛種である。盧教授は一九四...