吹奏楽器と言えば口で吹くものと相場が決まっているが、海南島に住む中国少数民族の一つリー(黎)族の簫は、鼻で吹く。よって鼻簫(びしよう)と呼ばれる。それは、長さ約70センチ、直径約1センチの竹でできており、両端に一つずつ小さい丸い穴があり、上に4個の穴があけてあって七つの音階を吹きだす。伝説によれば、鼻簫は1000年以上も昔からリー族に伝えられてきたものだそうだ。古代のリー族は娯楽や慰みに、とくに若...
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吹奏楽器と言えば口で吹くものと相場が決まっているが、海南島に住む中国少数民族の一つリー(黎)族の簫は、鼻で吹く。よって鼻簫(びしよう)と呼ばれる。それは、長さ約70センチ、直径約1センチの竹でできており、両端に一つずつ小さい丸い穴があり、上に4個の穴があけてあって七つの音階を吹きだす。伝説によれば、鼻簫は1000年以上も昔からリー族に伝えられてきたものだそうだ。古代のリー族は娯楽や慰みに、とくに若...