江蘇省の省都·南京は、上海に次ぐ華東の大都市。三国時代、呉の孫権が、ここに都·建業を定めて以来東晋、宋、斉、梁、陳とつづく南北朝時代に、南朝の都がずっと置かれたことから、「六朝文化」の中心として栄えた。華北の大都市とは異なる独特の雰囲気がこの「六朝古都」には、今なお色濃く残っている。 南京大学の前身·三江師範学堂が創立されたのは、一九〇二年。新中国成立後の一九五二年、いくつかの大学が整理·統合され...
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江蘇省の省都·南京は、上海に次ぐ華東の大都市。三国時代、呉の孫権が、ここに都·建業を定めて以来東晋、宋、斉、梁、陳とつづく南北朝時代に、南朝の都がずっと置かれたことから、「六朝文化」の中心として栄えた。華北の大都市とは異なる独特の雰囲気がこの「六朝古都」には、今なお色濃く残っている。 南京大学の前身·三江師範学堂が創立されたのは、一九〇二年。新中国成立後の一九五二年、いくつかの大学が整理·統合され...