唐宋八大家のひとりで、韓愈と並び称される唐代の名文家·柳宗元の終焉の地が、ここ柳州。唐代には僻遠の地とされ、政治改革に失敗した柳宗元は、湖南の永州へ、さらには柳州へと流され、生涯の最後の三年間を、柳州刺史(地方長官)として送ったのでした。嶺樹は重なりて千里の目をさえぎり江流は曲がりて九廻の腸に似たり柳宗元は、柳州の地勢をこう詠(うた)っています。―カルスト地形の奇岩怪石が、街を囲むようにそそりたち...
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唐宋八大家のひとりで、韓愈と並び称される唐代の名文家·柳宗元の終焉の地が、ここ柳州。唐代には僻遠の地とされ、政治改革に失敗した柳宗元は、湖南の永州へ、さらには柳州へと流され、生涯の最後の三年間を、柳州刺史(地方長官)として送ったのでした。嶺樹は重なりて千里の目をさえぎり江流は曲がりて九廻の腸に似たり柳宗元は、柳州の地勢をこう詠(うた)っています。―カルスト地形の奇岩怪石が、街を囲むようにそそりたち...