国境商業都市·綏芬河ソ連とのバーター貿易年々さかんに

綏芬河市―黒竜江省東南部、ソ連との国境地帯にある。一九八六年から毎年の旧正月十五日、元宵節の行事にソ連の人たちが大ぜい招かれて、中国の伝統的な祭りを楽しんでいる。綏芬河は、古くから国境の重鎮の街だった。一九〇三年に中東鉄路（ハルビンー満州里、綏芬河―大連）の開通以後、北部辺境の都市として栄え、ハルビンやソ連のウラジボストク（海参崴）と同じような足どりで発展した。一九二三年には寧安以東の経済·貿易の...