黒竜江―中国とソ連との国境をなして流れる世界屈指の大河。ソ連では、アムール河と呼んでいる。黒竜江は、その源を人跡まれな大興安嶺に発している。中国東北部とソ連のシベリアを経て、タタール海峡に注ぐ。全長4350キロ、そのうち、中ソ国境に沿う流程は2695キロである。黒竜江の上流といわれる地域は、洛古河を起点とし、最北の街·漠河、古城として知られた呼瑪を経て、国境地帯最大の都市·黒河に至る、約800キロ...
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黒竜江―中国とソ連との国境をなして流れる世界屈指の大河。ソ連では、アムール河と呼んでいる。黒竜江は、その源を人跡まれな大興安嶺に発している。中国東北部とソ連のシベリアを経て、タタール海峡に注ぐ。全長4350キロ、そのうち、中ソ国境に沿う流程は2695キロである。黒竜江の上流といわれる地域は、洛古河を起点とし、最北の街·漠河、古城として知られた呼瑪を経て、国境地帯最大の都市·黒河に至る、約800キロ...