太原(たいげん、タイユワン)は山西省の省都。古く「晋陽(しくよう)」と呼ばれ、晋(山西)の中心地として栄えました。紀元前五世紀には、もう“まち”ができており、秦の統一後には、「太原郡」が置かれています。隋代には、長安、洛陽に次ぐ中国第三の都市に発展し、唐の太宗·李世民が、この地で決起したことから、唐代には、長安の北に位置する副都·北京(ほくけい)の名で呼ばれたこともあります。悠久の歴史をもつだけに...
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太原(たいげん、タイユワン)は山西省の省都。古く「晋陽(しくよう)」と呼ばれ、晋(山西)の中心地として栄えました。紀元前五世紀には、もう“まち”ができており、秦の統一後には、「太原郡」が置かれています。隋代には、長安、洛陽に次ぐ中国第三の都市に発展し、唐の太宗·李世民が、この地で決起したことから、唐代には、長安の北に位置する副都·北京(ほくけい)の名で呼ばれたこともあります。悠久の歴史をもつだけに...