古代インド人は、貝多羅(Pattra)という木の葉を紙の代わりに使って仏教の経文を書いた。そこで後世、仏経のことを貝葉経あるいは貝経といいます。中国では、古代、芸香(うんこう)(ヘンルウダ)という、みかん科のにおいの強い植物の葉を書棚に入れたり、あるいは本の間にはさんで虫よけにした。そこで書籍のことを芸編といい、書斎のことを芸窓というとか……。ことほどさように、大昔から木の葉は文化とさまざまなかか...
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古代インド人は、貝多羅(Pattra)という木の葉を紙の代わりに使って仏教の経文を書いた。そこで後世、仏経のことを貝葉経あるいは貝経といいます。中国では、古代、芸香(うんこう)(ヘンルウダ)という、みかん科のにおいの強い植物の葉を書棚に入れたり、あるいは本の間にはさんで虫よけにした。そこで書籍のことを芸編といい、書斎のことを芸窓というとか……。ことほどさように、大昔から木の葉は文化とさまざまなかか...