中国の古代、三国時代(二二〇~二六五)の科学のナゾといえば、すぐ思い浮かぶのが諸葛亮の「木牛流馬」である。これは戦いのとき輸送車として使われたものだ。数年前、この木牛流馬を複製した人がいた。押すと動き、秦川(しんせん)古道での実地テストにも成功はしたが、重い物をのせて遠くまで運ぶことはできなかった。諸葛亮のそれには及ばなかったわけで、このナゾは、まだすっかりは解明されていない。ここに紹介する「朱然...
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中国の古代、三国時代(二二〇~二六五)の科学のナゾといえば、すぐ思い浮かぶのが諸葛亮の「木牛流馬」である。これは戦いのとき輸送車として使われたものだ。数年前、この木牛流馬を複製した人がいた。押すと動き、秦川(しんせん)古道での実地テストにも成功はしたが、重い物をのせて遠くまで運ぶことはできなかった。諸葛亮のそれには及ばなかったわけで、このナゾは、まだすっかりは解明されていない。ここに紹介する「朱然...