「揚州八怪」―清代、長江下流に現れた、鄭板橋、金農を代表とする書画の名家の総称である。今日、揚州対岸の鎮江(古名京口)には、「京口一怪」と呼ばれる書家、楽図南がいる。二百年来、「八怪」の書画は人びとによく知られている。しかし、「京口一怪」は中外に名をはせてから、まだ数年にしかならない。楽老は、八十七歳の高齢、本名を一鵬、字(あざな)を図南という。「京口一怪」は、老の人品清高、書品脱俗に対して人びと...
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「揚州八怪」―清代、長江下流に現れた、鄭板橋、金農を代表とする書画の名家の総称である。今日、揚州対岸の鎮江(古名京口)には、「京口一怪」と呼ばれる書家、楽図南がいる。二百年来、「八怪」の書画は人びとによく知られている。しかし、「京口一怪」は中外に名をはせてから、まだ数年にしかならない。楽老は、八十七歳の高齢、本名を一鵬、字(あざな)を図南という。「京口一怪」は、老の人品清高、書品脱俗に対して人びと...