自由な装いも改革の表れ

中国では、「木の葉が色づくと、仕立屋はほくほく」とよく言われる。秋になると、着るものをつくりたい人がいっぱいで、仕立屋は忙しくててんてこ舞いする、という意味である。ところが―これは北京市懐柔県のある仕立屋の例だが、昨年の秋、店を閉めて、自費で北京市服装技術学校の高級服装技師養成班に入ったのである。「着るものに対する要求が高くなるばかりだから、いい技術を身につけないと競争で負けてしまう」というのだ。...