古来、「千古の一帝」といわれている秦の始皇帝の、大レリーフが西安で完成した。中国伝統の、摩崖(まがい)造像形式をとりいれて、陝西省彫刻院の蒙彩霞さんが設計製作したもので、高さ一四メートル、横三〇メートル、厚さ一·六メートルという大きいものだ。色も大小の規格もさまざまな、八種類の、石と砂を配合したコンクリートを流し込んで造ったもので、花こう岩ふうに仕上げられている。始皇帝は「焚書坑儒」で悪名高い暴君...
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古来、「千古の一帝」といわれている秦の始皇帝の、大レリーフが西安で完成した。中国伝統の、摩崖(まがい)造像形式をとりいれて、陝西省彫刻院の蒙彩霞さんが設計製作したもので、高さ一四メートル、横三〇メートル、厚さ一·六メートルという大きいものだ。色も大小の規格もさまざまな、八種類の、石と砂を配合したコンクリートを流し込んで造ったもので、花こう岩ふうに仕上げられている。始皇帝は「焚書坑儒」で悪名高い暴君...