平遥は、古代城郭都市の風貌をよく残している。山西省中部、太原市から南へ90キロ。尭の治めた土地という言い伝えもあり、古くは「古陶」と呼ばれた。それほどに平遥の歴史は古く、古代文物の数も多く、古跡は300をこえる。なかでも五代建造の鎮国寺、明代の彩塑の宝庫·双林寺と城壁はとくに有名で、毎年、10万以上の観光客が訪れる。もとは版築の城壁で、周宣王(前8世紀)の時代、大臣尹吉甫が築いたといわれる。現在の...
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平遥は、古代城郭都市の風貌をよく残している。山西省中部、太原市から南へ90キロ。尭の治めた土地という言い伝えもあり、古くは「古陶」と呼ばれた。それほどに平遥の歴史は古く、古代文物の数も多く、古跡は300をこえる。なかでも五代建造の鎮国寺、明代の彩塑の宝庫·双林寺と城壁はとくに有名で、毎年、10万以上の観光客が訪れる。もとは版築の城壁で、周宣王(前8世紀)の時代、大臣尹吉甫が築いたといわれる。現在の...