「朱辛偉絞り染め作品展」開催　独創的構図に素朴な味わい

四月下旬、北京の中国美術館で「朱辛偉絞り染め作品展」が開かれた。装飾芸術性にあふれ、中国画の風韻を漂わす作品は多くの人の関心を呼んだ。絞り染めが作られ、流行したのは魏晋時代。模様にする部分をつまんだり、あるいはたたんだりしてこれをしばり、縫い締めまたは木片などで挟み締めて染めるのが絞り染め。絞り染めの技術は隋唐時代、遣隋使や遣唐使によって日本に伝わり、日本でも工芸芸術と実用の両面で独自の発展をとげ...