北京の人民大会堂のある接見室に、「大河上下,浩々長春」と題する巨幅の中国画が掛かっている。万里の黄河の偉大な風貌と芸術家の広大な気宇が生き生きと表現されている。内外の賓客から賛美されているこの作品は、書画家·美術教育家として有名な謝瑞階の描いたものである。謝瑞階は、今年八十六歳になる。原名は宝樹、老いてからは「黄河老人」という雅号を使っている。一九〇二年、河南省鞏県に生まれた。十七歳で県の蚕桑学堂...
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北京の人民大会堂のある接見室に、「大河上下,浩々長春」と題する巨幅の中国画が掛かっている。万里の黄河の偉大な風貌と芸術家の広大な気宇が生き生きと表現されている。内外の賓客から賛美されているこの作品は、書画家·美術教育家として有名な謝瑞階の描いたものである。謝瑞階は、今年八十六歳になる。原名は宝樹、老いてからは「黄河老人」という雅号を使っている。一九〇二年、河南省鞏県に生まれた。十七歳で県の蚕桑学堂...