先月号では、茶神·陸羽の煎茶、福全和尚の点茶についてご紹介しました。ここでは、宋·元の「闘茶」を採り上げます。闘茶には餅茶を用います。したがって、闘茶を語るには、やはり餅茶を登場させなければなりません。「竜団勝雪」と「白芽」古代の「餅茶」現在、世界で飲用されているのは、ほとんど散茶であり、今は散茶の時代だと言ってよいでしょう。餅茶(塊になった茶)は地位の卑しいものとされがちですが、餅茶もかつて誇ら...
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先月号では、茶神·陸羽の煎茶、福全和尚の点茶についてご紹介しました。ここでは、宋·元の「闘茶」を採り上げます。闘茶には餅茶を用います。したがって、闘茶を語るには、やはり餅茶を登場させなければなりません。「竜団勝雪」と「白芽」古代の「餅茶」現在、世界で飲用されているのは、ほとんど散茶であり、今は散茶の時代だと言ってよいでしょう。餅茶(塊になった茶)は地位の卑しいものとされがちですが、餅茶もかつて誇ら...