みずみずしい感性で高校生作家が文壇に登場

最近、高校生の作品が文壇で評判になっている。北京の文学雑誌『十月』に掲載された中篇小説「夏天的素描」（夏のスケッチ）は、父母や大人たちのそれぞれの運命と心のあり方が、子供の人格形成に浸透し影響して行くのを描写したもので、作者の韓小征は当時十七歳の女子高校生だった。作者はいま北京大学の中文学部に在学中で「生きる権利はだれもが同じだが、問題は、どう生きるか、感受力があるかないかだ」と言っている。そして...