中国ジャーナリストの目

昨年の十一月二十九日から十二月八日まで、中国報道関係者代表団一行十二人が、日本外務省の招きで、東京、京都、奈良、大阪を訪れた。工場、農村、教育施設などの参観、取材は、さながら“急行列車で花を見る”といった強行軍だったが、現役の中国のジャーナリストの目に映った日本はどんなだったのだろう。帰国早々の団員にざっくばらんな“雑感”をうかがった。天の時、地の利、人の和『人民日報』編集長。六十五歳。中国新聞界...