赤橙黄緑青藍紫, 誰持彩練当空舞?……千紫万紅の絹布をかざして、誰が空を舞っているのか。毛沢東が詠んだ虹を賛美する名句だ。虹は七色。今日の絵の具皿も七組みなので、「七色盤」と呼ばれる。それは現代の色彩感覚を反映していると言えそうだ。音階の七声(しちせい)が宮·商·角·徴(ち)·羽の五音(ごいん)から発展したように、古代の色彩感覚も青·黄·赤·白·黒の五色だった。先哲老子も「五色令人目盲、五音令人耳...
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赤橙黄緑青藍紫, 誰持彩練当空舞?……千紫万紅の絹布をかざして、誰が空を舞っているのか。毛沢東が詠んだ虹を賛美する名句だ。虹は七色。今日の絵の具皿も七組みなので、「七色盤」と呼ばれる。それは現代の色彩感覚を反映していると言えそうだ。音階の七声(しちせい)が宮·商·角·徴(ち)·羽の五音(ごいん)から発展したように、古代の色彩感覚も青·黄·赤·白·黒の五色だった。先哲老子も「五色令人目盲、五音令人耳...