ラサは、チベット自治区の首府であり、高原の古都として有名である。史書の記載によると、紀元七世紀以前はラサ平原は臥馬塘(ウオマタン)と呼ばれ、蘇毗(スビ)王国の属地であった。当時、現在のラサの大昭寺、小昭寺一帯はまだ湖で、臥馬錯(ウオマツオ)(ツォはチベット語で湖の意味)と呼ばれ、のちに「拉薩海子(ラサハイズ)」湖とも呼ばれるようになったが、周囲は一面の灌木や葦の生い茂った沼沢地であった。唐·太宗の...
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ラサは、チベット自治区の首府であり、高原の古都として有名である。史書の記載によると、紀元七世紀以前はラサ平原は臥馬塘(ウオマタン)と呼ばれ、蘇毗(スビ)王国の属地であった。当時、現在のラサの大昭寺、小昭寺一帯はまだ湖で、臥馬錯(ウオマツオ)(ツォはチベット語で湖の意味)と呼ばれ、のちに「拉薩海子(ラサハイズ)」湖とも呼ばれるようになったが、周囲は一面の灌木や葦の生い茂った沼沢地であった。唐·太宗の...