自然と闘う農民の姿を描いた映画「老井」

「老井」―この映画は、作家の鄭義が自作の同名小説を脚色したものであり、西安映画製作所の有名な呉天明監督が、「航路標識のない河」と「人生」に次いでメガホンをとった力作である。権威ある評論家らは次のように評している。これは思想的、芸術的に比較的統一のとれた佳作である。深みがあり、力強く、人びとの心を揺さぶり、考えさせる。昨今、得がたい貴重なリアリズムの作品だ。この映画は、人と自然との闘争―老井村の人び...