中国最大のエネルギー輸出港として

秦皇島はきわめて古い都市で、史書の記載によると、すでに三千年の歴史がある。秦の始皇帝は中国全土を統一してからここに遼西郡を建てた。漢代の末年には、曹操が東征の途中、この地を通り「東臨碣石（河北省昌黎の北）,以観滄海」という名句を残している。唐の太宗は「春日観海詩」を作り、秦皇島を賛美した。明代の洪武十四年（一三八一）、山海関は東北との境界にある軍事上の要衝となった。一八八九年、清朝政府は秦皇島を商...