四十年余の“冬眠”からさめたスッポン

四川省合川県のある古ぼけた家屋の地下から、重さ約三〇〇グムラ、黒褐色をしたスッポン（学名は鱉）が掘り出された。この小さくて戻せたスッポンを水に放つと、すぐピチャピチャ音をたてながら泳ぎ出したという。調査によると、その家屋は四十年も前に建てられたもので、するとスッポンはそれ以前に埋められたことになる。おそらく江水のはんらんによってここまで流され、水が引いた後、泥の中にもぐり込み、その後、その上に家が...