秦の始皇帝巡行の地煙台市は昔、芝罘(ズフ)と呼ばれていた。史書によると、今から二千二百年ほど前、中国を最初に統一した秦の始皇帝は、三度も東部海域を巡行し、途中、芝罘島にも上陸したことがあるという。この島は、現在の煙台市街区から十キロ余はなれた半島で、芝罘島と呼ばれている。いまでもこの島には秦の始皇帝がサメを射ち止めた射魚台と彼の勅封した陽主廟がまだ残っている。紀元一六世紀の明代になると、地元人民は...
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秦の始皇帝巡行の地煙台市は昔、芝罘(ズフ)と呼ばれていた。史書によると、今から二千二百年ほど前、中国を最初に統一した秦の始皇帝は、三度も東部海域を巡行し、途中、芝罘島にも上陸したことがあるという。この島は、現在の煙台市街区から十キロ余はなれた半島で、芝罘島と呼ばれている。いまでもこの島には秦の始皇帝がサメを射ち止めた射魚台と彼の勅封した陽主廟がまだ残っている。紀元一六世紀の明代になると、地元人民は...