百聞は一見に如かず河北省中部にある曲陽県は「石刻の里」として有名である。曲陽県にひと度足を踏み入れると、至るところ石材の採掘場や作業場ばかりで、ひたすら石に向かい、たがねやハンマーを駆使して彫りつづける老若男女の姿が目に入った。仕事場の片側には、さまざまな形に刻まれた石材が置かれ、もう一方の側には、奔馬、眠れる獅子、天女、合掌菩薩、禽獣といった形に彫られた完成品がところ狭しと並んでいた。作業はほと...
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百聞は一見に如かず河北省中部にある曲陽県は「石刻の里」として有名である。曲陽県にひと度足を踏み入れると、至るところ石材の採掘場や作業場ばかりで、ひたすら石に向かい、たがねやハンマーを駆使して彫りつづける老若男女の姿が目に入った。仕事場の片側には、さまざまな形に刻まれた石材が置かれ、もう一方の側には、奔馬、眠れる獅子、天女、合掌菩薩、禽獣といった形に彫られた完成品がところ狭しと並んでいた。作業はほと...