一七八〇年、清の高宗乾隆四十五年に、チベットから迎える六世班禅の居所として、北京西郊の香山に宗鏡大昭廟が建立されたが、廟の境内の中腹にこの塔がある。高さ二六·五メートルの八角七層の楼閣式で、塔身の壁面にも釉のかかった焼き物を使い、黄と緑が相まって華麗だ。河北省承徳には、同じ様式で同時に建てられた須弥福寿廟の万寿塔があり、姉妹塔とされている。 撮影 敖恩洪...
Please login first!
一七八〇年、清の高宗乾隆四十五年に、チベットから迎える六世班禅の居所として、北京西郊の香山に宗鏡大昭廟が建立されたが、廟の境内の中腹にこの塔がある。高さ二六·五メートルの八角七層の楼閣式で、塔身の壁面にも釉のかかった焼き物を使い、黄と緑が相まって華麗だ。河北省承徳には、同じ様式で同時に建てられた須弥福寿廟の万寿塔があり、姉妹塔とされている。 撮影 敖恩洪...