香港は古来中国の領土

香港というのは、香港島、九竜、新界の三つの部分から成り、香港は古来中国の一部である。考古学的にも、遠く紀元前四千年ごろ、新石器や陶器を使う中国住民がすでに香港地区に住んでいたことが、発掘資料によって証明されている。一九五五年、九竜の李鄭屋村で後漢の古墓が発見されたが、その墓室の構造や出土品は、広東省各地の同時期の漢墓と完全に同じである。唐代からは、歴代中国政府は軍隊を駐留させて、香港地区の守備と海...