中国政府が民族平等、民族繁栄政策をとっているため、中国の少数民族の人口は、一九五三年当時の三千五百三十二万人から一九八二年の六千七百二十三万人へと、倍近く増加した。年平均増加率は二·二四%で、漢族のそれを上回っている。この数字は中国の人口専門家張天路氏が「中国一九八二年人口調査国際シンポジウム」で明らかにしたものである。少数民族のうちトウチャ(土家)族の人口増加がきわだっており、一九六四年当時の五...
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中国政府が民族平等、民族繁栄政策をとっているため、中国の少数民族の人口は、一九五三年当時の三千五百三十二万人から一九八二年の六千七百二十三万人へと、倍近く増加した。年平均増加率は二·二四%で、漢族のそれを上回っている。この数字は中国の人口専門家張天路氏が「中国一九八二年人口調査国際シンポジウム」で明らかにしたものである。少数民族のうちトウチャ(土家)族の人口増加がきわだっており、一九六四年当時の五...