昔から「木彫の里」といわれている浙江省東陽県で一九〇の古い建築物が非常に貴重なものであると判明した。これは明·清代の木彫がある建築で、ほぼ完全に保存されており、芸術的にもすぐれたものだ。とくに住宅が多く、その規模といい、装飾の美しさといい、中国でもまれにみるものである。たとえば、そのうち、五百二十年の歴史をもつ盧宅村の粛雍堂は九廓になっており、奥行二二〇メートル、建築総面積は約九〇〇〇平方メートル...
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昔から「木彫の里」といわれている浙江省東陽県で一九〇の古い建築物が非常に貴重なものであると判明した。これは明·清代の木彫がある建築で、ほぼ完全に保存されており、芸術的にもすぐれたものだ。とくに住宅が多く、その規模といい、装飾の美しさといい、中国でもまれにみるものである。たとえば、そのうち、五百二十年の歴史をもつ盧宅村の粛雍堂は九廓になっており、奥行二二〇メートル、建築総面積は約九〇〇〇平方メートル...