いわゆる華東地区に、新しい「動脈」―皖(安徽)―贛(江西)鉄道が、年末にも開通する見通しである。この皖贛鉄道は安徽省蕪湖市の近くにある火竜崗から、江西省の貴渓に至るもので、全長は五五一キロである。これが正式に開通すれば、南京から福州、南昌への列車は上海と杭州を迂回せずにすむので、三〇〇キロの道程を短縮できることとなる。華東地区の中心にあたる皖南(安徽省南部)と贛東北(江西省の東北部)一帯は風景が美...
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いわゆる華東地区に、新しい「動脈」―皖(安徽)―贛(江西)鉄道が、年末にも開通する見通しである。この皖贛鉄道は安徽省蕪湖市の近くにある火竜崗から、江西省の貴渓に至るもので、全長は五五一キロである。これが正式に開通すれば、南京から福州、南昌への列車は上海と杭州を迂回せずにすむので、三〇〇キロの道程を短縮できることとなる。華東地区の中心にあたる皖南(安徽省南部)と贛東北(江西省の東北部)一帯は風景が美...