乱世を治め、太平の世にかえすとの意味である。漢代(前206~220)の司馬遷が著わした『史記·高祖本紀』にみえることば。紀元前195年、漢の高祖劉邦が亡くなった。諡(おくりな)をするため皇太子が臣下と相談した時、「家柄は低かったですけれど、乱世をおさめ、天下を定め、漢の太祖となりました。その功績は最高であります」と、大臣たちが口々にいった。そこで高皇帝とおくりなした。劉邦は泗水の亭長をしていた。秦...
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乱世を治め、太平の世にかえすとの意味である。漢代(前206~220)の司馬遷が著わした『史記·高祖本紀』にみえることば。紀元前195年、漢の高祖劉邦が亡くなった。諡(おくりな)をするため皇太子が臣下と相談した時、「家柄は低かったですけれど、乱世をおさめ、天下を定め、漢の太祖となりました。その功績は最高であります」と、大臣たちが口々にいった。そこで高皇帝とおくりなした。劉邦は泗水の亭長をしていた。秦...