一日の時間を区切るのに古代中国では、紀元前一一〇〇年から紀元二〇〇年まで(周、秦から漢代後期まで)、「時段」という単位を使った。すなわち、一日の太陽の運行状況にもとづいて、一日一晩を、「二時段」にわけ、それぞれ固定した名称を与えた。現行の二十四時間制で換算すると―夜半 二十三時から夜中の一時まで鶏鳴 夜中の一時から明け方三時まで平旦 三時から五時まで日出 五時から七時まで食時 七時から九時まで隅中...
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一日の時間を区切るのに古代中国では、紀元前一一〇〇年から紀元二〇〇年まで(周、秦から漢代後期まで)、「時段」という単位を使った。すなわち、一日の太陽の運行状況にもとづいて、一日一晩を、「二時段」にわけ、それぞれ固定した名称を与えた。現行の二十四時間制で換算すると―夜半 二十三時から夜中の一時まで鶏鳴 夜中の一時から明け方三時まで平旦 三時から五時まで日出 五時から七時まで食時 七時から九時まで隅中...