器質性の病変があるばあいは別だが、機能性の肩、腰の痛みは、たいてい、筋肉のけいれん、無菌性の炎症、組織のけいれん·収縮がもとでおこる。これを漢方流にいえば、「外受風寒」のために局部的に「気滞血淤」がおこり、経絡(けいらく)が通じなくなったのである。唐代の名医、孫思邈もその『千金要方』の中で、「若シ手ノ冷エル者アラバ、上ヨリ下マデ打チ、熱ヲ得レバスナワチヤム」とか、「若シ足ノ冷エル者アラバ、打チテ熱...
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器質性の病変があるばあいは別だが、機能性の肩、腰の痛みは、たいてい、筋肉のけいれん、無菌性の炎症、組織のけいれん·収縮がもとでおこる。これを漢方流にいえば、「外受風寒」のために局部的に「気滞血淤」がおこり、経絡(けいらく)が通じなくなったのである。唐代の名医、孫思邈もその『千金要方』の中で、「若シ手ノ冷エル者アラバ、上ヨリ下マデ打チ、熱ヲ得レバスナワチヤム」とか、「若シ足ノ冷エル者アラバ、打チテ熱...