呉敬梓の生誕を記念

清代の有名な風刺小説『儒林外史』の作者、呉敬梓（一七〇一～一七五四）の生誕二百八十周年を記念するシンポジウムが、昨年十月、呉敬梓の生地、安徽省滁県で開かれた。『儒林外史』はそのホコ先を主に、封建道徳と科挙制度に向け、当時の官吏などのさまざまな醜行を辛辣に風刺した。全国一五の省、市から七〇数人の研究者がシンポジウムに出席した。『儒林外史』は一八世紀における中国封建社会の各階層の生活を描いた歴史絵巻で...