中国には「康節神数」という数字遊びがある。宋代(九六〇~一二七九)の哲学者邵雍(しようよう)が発明したもので、死後の諡(おくりな)の康節にちなんで、こう名づけられた。この遊びは紙に十六の正方形のマス目をつくり、一から十六までの数をそれぞれマス目に書きいれ、縦、横、ななめの和がすべて三十四になるようにする。または、十六の正方形の小さな板にそれぞれ一から十六までの数字を書きいれ、競技者がこれを組みあわ...
Please login first!
中国には「康節神数」という数字遊びがある。宋代(九六〇~一二七九)の哲学者邵雍(しようよう)が発明したもので、死後の諡(おくりな)の康節にちなんで、こう名づけられた。この遊びは紙に十六の正方形のマス目をつくり、一から十六までの数をそれぞれマス目に書きいれ、縦、横、ななめの和がすべて三十四になるようにする。または、十六の正方形の小さな板にそれぞれ一から十六までの数字を書きいれ、競技者がこれを組みあわ...