酸棗(なつめ)の木は灌木または小喬木で、樹齢も比較的短かく、あまり人目をひかない木である。ところが、最近北京市の崇文門外で高さ二〇メートル、幹の円周が四·四メートルもある大きな酸棗の木が発見された。雷にうたれたことがあるがいまでも枝葉は繁い茂り、たくさんの実を結んでいる。植物学者の調査によると、樹齢は五百年以上だという。樹齢、樹幹ともに一般の酸棗の木よりはるかに大きいので「酸棗(なつめ)の王様」と...
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酸棗(なつめ)の木は灌木または小喬木で、樹齢も比較的短かく、あまり人目をひかない木である。ところが、最近北京市の崇文門外で高さ二〇メートル、幹の円周が四·四メートルもある大きな酸棗の木が発見された。雷にうたれたことがあるがいまでも枝葉は繁い茂り、たくさんの実を結んでいる。植物学者の調査によると、樹齢は五百年以上だという。樹齢、樹幹ともに一般の酸棗の木よりはるかに大きいので「酸棗(なつめ)の王様」と...