阿育王寺は、寧波の遊覧の勝地四明山にあって、総建築面積は一万四千七百平方メートルにおよぶ壮大な寺院で、東南の仏国と称されています。ここにある仏舎利塔は「釈迦文仏真身舎利」の宝塔といって、遠い昔からこれに伝わる縁起物語りがあります。紀元前のインドに、東天竺国という国があり、阿育王という王様がいました。深く仏教を信じて、保護し広めた王様ですが、あるとき、一昼夜のうちに、八万四千の宝塔を作りあげ、その中...
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阿育王寺は、寧波の遊覧の勝地四明山にあって、総建築面積は一万四千七百平方メートルにおよぶ壮大な寺院で、東南の仏国と称されています。ここにある仏舎利塔は「釈迦文仏真身舎利」の宝塔といって、遠い昔からこれに伝わる縁起物語りがあります。紀元前のインドに、東天竺国という国があり、阿育王という王様がいました。深く仏教を信じて、保護し広めた王様ですが、あるとき、一昼夜のうちに、八万四千の宝塔を作りあげ、その中...