かわせみは肝が小さくて、いつも他の動物が危害を加えるのではないかとびくびくしていました。そのため、梢のてっぺんに巣をつくったのです。そんなかわせみを、よだれをたらしながら、何とか捉まえて食べることはできないかと悪だくみしていたのがきつねです。まもなく、かわせみはつやつやした小さなタマゴを生みました。きつねは、お祝いをいいにかけつけました。「おめでとう、かわせみさん。すぐに愛くるしいひな鳥が孵(かえ...
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かわせみは肝が小さくて、いつも他の動物が危害を加えるのではないかとびくびくしていました。そのため、梢のてっぺんに巣をつくったのです。そんなかわせみを、よだれをたらしながら、何とか捉まえて食べることはできないかと悪だくみしていたのがきつねです。まもなく、かわせみはつやつやした小さなタマゴを生みました。きつねは、お祝いをいいにかけつけました。「おめでとう、かわせみさん。すぐに愛くるしいひな鳥が孵(かえ...