囲碁の新星―十六歳の馬暁春

去る四月末に、河南省洛陽市でおこなわれた全国囲碁大会では、浙江省の馬暁春（16歳）が国内や海外の競技大会で七回も優勝したことのある黒竜江省チームの最強豪、聶衛平棋士にしつようにくいさがり、ついに優勝の栄冠をものした。馬君は、子供のときから碁をならっており、鋭い反応力としっかりした腕前の持ち主である。一九七九年には全国囲碁競技会で少年組のチャンピオンになったが、つづいて翌一九八〇年には、全国二位とあ...