はなやかに咲きほこる扶桑(ハイビスカス)が、庭の花壇をいろどる初夏の一日―六月九日の午後、わが『人民中国』編集部は遠来の客、平田清氏を団長とする鹿児島県名瀬市日中友好三誌友の会の代表二十名を、応接室に迎えた。奄美群島の名瀬といえば、千余年前遣唐使がとおった「道の島」を想いおこす。さらに、鑑真和上もそこに立ち寄ったあと、鹿児島の坊ノ津に上陸して奈良におもむかれたとの説もある。こんど来られた友人たちは...
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はなやかに咲きほこる扶桑(ハイビスカス)が、庭の花壇をいろどる初夏の一日―六月九日の午後、わが『人民中国』編集部は遠来の客、平田清氏を団長とする鹿児島県名瀬市日中友好三誌友の会の代表二十名を、応接室に迎えた。奄美群島の名瀬といえば、千余年前遣唐使がとおった「道の島」を想いおこす。さらに、鑑真和上もそこに立ち寄ったあと、鹿児島の坊ノ津に上陸して奈良におもむかれたとの説もある。こんど来られた友人たちは...