古代中国では甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の十干と、子、丑、寅、卯、辰、己、午、未、申、酉、戌、亥の十二支を、甲子年、丙辰月というように順に組みあわせて、年月、日時をしるした。この方法は長く行なわれていたが、漢の建武元年(二五)に至り、正式にはただ年をしるす時に使うこととなり、月を表わすのには使わなくなった。このような表記法は干支記年法とよばれる。後に数学者や暦法家が、その十二支に鼠、牛、...
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古代中国では甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の十干と、子、丑、寅、卯、辰、己、午、未、申、酉、戌、亥の十二支を、甲子年、丙辰月というように順に組みあわせて、年月、日時をしるした。この方法は長く行なわれていたが、漢の建武元年(二五)に至り、正式にはただ年をしるす時に使うこととなり、月を表わすのには使わなくなった。このような表記法は干支記年法とよばれる。後に数学者や暦法家が、その十二支に鼠、牛、...