古稀(こき) 七十歳のことをいう。これは、もともと唐代の詩人杜甫の詩に「酒債尋常行処有,人生七十古来稀」から出たものである。当時の平均寿命からいうと、七十まで生きるのは稀だったかもしれないが、いまはめずらしくなく、このことばは当にらない。習慣として使われているだけだ。―以下は、あまり使われないが古典にはよく出てくる。耋(てつ) 八十歳のこと。古書には、「耋とは鉄の色である。年よりの皮膚は黒くなり、...
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古稀(こき) 七十歳のことをいう。これは、もともと唐代の詩人杜甫の詩に「酒債尋常行処有,人生七十古来稀」から出たものである。当時の平均寿命からいうと、七十まで生きるのは稀だったかもしれないが、いまはめずらしくなく、このことばは当にらない。習慣として使われているだけだ。―以下は、あまり使われないが古典にはよく出てくる。耋(てつ) 八十歳のこと。古書には、「耋とは鉄の色である。年よりの皮膚は黒くなり、...