カラー参照裏表紙裏の写真は万暦款青花梵文蓮花洗(せん)で、高さ五·五センチ、口径一八·五センチ、底の方には「大明万暦年製」六字の楷書体の款がある。明代の万暦年間(一五七三~一六一九年)につくられた陶磁器のなかでも逸品と称してよく、江西省·景徳鎮の製品。現物は以前、明、清の都であった北京城に保存されていたのだが、現在は河南省の方城県文化館の文物陳列室におさめられている。どうして河南省へ移されたかにつ...
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カラー参照裏表紙裏の写真は万暦款青花梵文蓮花洗(せん)で、高さ五·五センチ、口径一八·五センチ、底の方には「大明万暦年製」六字の楷書体の款がある。明代の万暦年間(一五七三~一六一九年)につくられた陶磁器のなかでも逸品と称してよく、江西省·景徳鎮の製品。現物は以前、明、清の都であった北京城に保存されていたのだが、現在は河南省の方城県文化館の文物陳列室におさめられている。どうして河南省へ移されたかにつ...